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アルコール度数だけじゃない、醸造酒 vs蒸留酒。健康に良いのはどっち?
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アルコール度数だけじゃない、醸造酒 vs蒸留酒。健康に良いのはどっち?

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・醸造酒と蒸留酒の違いと種類と糖質
・二日酔いの原因になるコンジナーとは?
・アレルギーやグルテン、残留農薬などのビールを避けるべき理由

 

お酒を飲むこと自体が基本的に健康にはマイナスに働きますが、どうせ飲むのであれば健康へのマイナスインパクトが少ないお酒を選びたいところ。焼酎やウォッカ等の蒸留酒は、度数も高いため健康に悪そうなイメージで、ワインや日本酒などは何となくナチュラルな感じでアルコール度数も低いのでそう悪くもなさそうなイメージですが、実際のところどうなのでしょうか?今回は、大きく分けて2種類あるお酒の製造方法(醸造酒と蒸留酒)の違いによって健康に対してどのような作用を与えるかにフォーカスしていきます。

 

醸造酒と蒸留酒の違いとは?

主にお酒は製造方法によって醸造酒と蒸留酒の2つと、香料や糖分、果実などを加えた混成酒に分けられます。醸造酒は、果実や穀物のような糖分を含んだ原料を酵母によりアルコール発酵させて造られたもの。蒸留酒は、この発酵された醸造酒をさらに蒸留して作られたものでスピリッツとも呼ばれます。醸造酒のアルコール度数は、アルコール濃度が上がると酵母が死滅するため16度~20度が限度で、蒸留酒は一般的には40度~50度、最大で90度台のアルコールとなります。以下が主なお酒の醸造酒と蒸留酒の分類です。

 

 

ざっくり言うと、ビールを蒸留するとウィスキー、ワインを蒸留するとブランデー、日本酒を蒸留すると焼酎になります。

 

 

気になる醸造酒と蒸留酒の糖質の量は?

geefeeユーザーであれば気になるのが含まれている糖質の量。醸造酒だと原料の糖質の一部が残るのが一般的ですが、蒸留を経ると糖質が除かれます。そのため、基本的に蒸留酒は糖質ほぼゼロとなります。以下の糖質(炭水化物)量を参考にしてみてください。

 

 

また、蒸留酒に青梅を漬け込んで作られる混成酒の梅酒は、健康に良いと考えられがちですが、100g中20.7gが糖質で、ダントツに多いのです。特にミネラルが多いわけでもありませんので、ご注意を。また、糖質ゼロを強調した製品のほとんどは人工甘味料(アセスルファムK、スクラロース等)などの食品添加物が含まれていることを覚えておきましょう[関連記事:「シリコンバレー式」甘味料マップ~完全無欠甘味料で砂糖を断つ!]。

 

 

また、レスベラトロールやカテキンなどの抗酸化物質が含まれている赤ワインは健康に良さそうなイメージですが、この抗酸化作用の効果を得るには1日に大量のワインを飲む必要があります。一方、ワインには残留糖、添加物、カビ毒リスクなど問題が多いので、サプリで摂れるこうした成分を摂るためにワインを飲むのは愚の骨頂。飲むのであればお付き合い程度にしておきましょう[関連記事:ワインやビールから除草剤!?健康の観点から避けるべきお酒の種類を伝授。]

 

醸造酒に含まれる二日酔いの原因「コンジナー」

みなさんコンジナー(congener)という言葉を聞いたことがありますか?酵母によって原料が発酵、熟成されるとアルコールの一種であるエタノールが生成されますが、同時に様々な不純物も生成し、これらがそのお酒に独特のキャラクターを与えます。これがコンジナーです。このコンジナーに含まれる化学物質の有機酸、タンニン、アセトン、フーゼル油、エステルなどが二日酔いを悪化させる原因となる可能性があります。コンジナーは、蒸留の過程で減少しますが、色の付いた蒸留酒には案外多く含まれていたりもします。以下が、コンジナー含有量のチャートです。

 

 

コンジナーの量は、製造方法や原材料によって変わります。例えば、醸造酒であるビールのコンジナー含有量は比較的低めに区分されていますが、色の濃いダークビールなどは含有量が高くなります。蒸留酒であるブランデーは一般的に色が濃くコンジナー含有量は高め。逆にウォッカは、一般的に無色透明で含有量は低め。焼酎はデータとしてありませんが、蒸留酒で無色透明なので含有量が低いと思われます。基本的に、お酒の色で判断することができるので、同種の中でも色の薄いお酒を選択することをおススメしますが、あくまでも参考程度に。
 

 

ビールはコンジナー低いけど他の問題が色々。

薄い色のタイプのビールはコンジナー含有量が一般に低いのですが、他の問題が色々あってあまりおススメはできないアルコール飲料の一種。アレルギー体質の人に案外よくあるのが醸造用酵母アレルギー。ビールや日本酒などに含まれる酵母が便秘や下痢、蕁麻疹やうつ病などのアレルギー反応を引き起こしている可能性があるのです。また、ビールに含まれる大麦のたんぱく質(グルテン等)や原料の穀類に付着しているかもしれないカビ毒もアレルギー反応を起こす可能性があります。糖分も一般に多めです。原料の残留農薬(ラウンドアップなど)の問題もあります。ビールを飲んだ後に体調が優れない場合は、これらの成分が原因かも[#]Bansal, Rhea A., Susan Tadros, and Amolak S. Bansal. 2017. “Beer, Cider, and Wine Allergy.” Case Reports in Immunology 2017 (March). https://doi.org/10.1155/2017/7958924.

 

まとめ~醸造酒 vs蒸留酒~
蒸留酒は、一般に不純物が少なく、適量であれば悪酔いもしにくいですが、アルコール度数が高いので、お水やソーダ水などで割ってアルコール濃度を下げて飲みましょう。その際、甘い飲み物(トニックウォーター、コカ・コーラ、ジンジャーエール、フルーツジュースなど)では割らないようにしましょう。醸造過程で発生する不純物や、残留農薬や酵母菌などのアレルゲンのリスクがあるワインやビールや日本酒を飲むよりも健康的です。数杯飲んだあとの酩酊度合いや翌朝の爽快感などを比較すると、その差は歴然としています。やっぱりたまには飲みたいアルコール飲料。翌日のパフォーマンスを落とさないような楽しいお酒の飲み方を工夫しましょう!

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