脂肪の摂り過ぎは太るし生活習慣病の原因になる、というのは日本では今でも常識。長年にわたり脂肪は悪者扱いされてきましたが、欧米では、脂肪が不健康であるなんていうのはナンセンスというのが新たな常識とされ、脂肪はむしろもっと摂るべきだということが多くの専門家により指摘されています。それでも厚生労働省が推奨する脂肪の摂取量は比較的少なめ。欧米であっても国家レベルでは日本と同じように新しい考え方に移れないケースもあって、アメリカもそう。そんな中で私たちはこの脂肪とどう向き合えば良いの?今回は、低脂肪食が健康にどのような悪影響を与えるのかを深堀していきます。
厚生労働省が公表している三大栄養素の割合
まずは、厚生労働省が発表している炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素の推奨摂取量です。geefeeでも推奨している高脂質・低糖質のケトジェニックダイエットの三大栄養素の割合と比較してみました。