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花粉症や慢性アレルギーの緩和は足し算ではなく引き算。積極的に避けたい6つの食事の種類。
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花粉症や慢性アレルギーの緩和は足し算ではなく引き算。積極的に避けたい6つの食事の種類。

geefee ポイント geefee ポイント

・アレルギーに関連した炎症反応を増加する多価不飽和脂肪酸のオメガ6 (リノール酸)
・花粉症、アレルギー反応、喘息、痒みを伴う発疹等との関連性が有意である有害物質のアクリルアミド
・蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、かゆみなどの症状を引き起こす原因となる食品添加物
・ヒスタミンを活性化させる効果のある糖質
・目、耳、口、皮膚などに炎症を引き起こす可能性があるシュウ酸塩
・免疫系に炎症を起こす可能性が示唆されているグルテン

 

避ける食事その1~多価不飽和脂肪酸のオメガ6 (リノール酸)

多価不飽和脂肪酸であるオメガ6 (リノール酸)から生成されてしまうサイトカイン(細胞から分泌される低分子のタンパク質)は、IgE抗体(即時型アレルギー反応)を介して体のアレルゲンに対する反応を高めるだけではなく、アレルギーに関連した炎症反応を増加すると言われています[#]Spraggins, Christa. 2018. “Fried Foods May Trigger Allergies, According to Research.” November 5, 2018. https://researchaddict.com/cure-seasonal-allergies-today/. 。コーン油、ひまわり油、紅花油などはオメガ6を多く含む油脂です。ほとんどの植物性食用油がこのジャンルに当てはまるため、現代人は過剰摂取しやすい環境にあるのです[関連記事:料理に使う食用油、健康のためにはどれがいいの?代表的な5つの油を徹底比較!]。

これらの植物油の代わりに一価不飽和脂肪酸(オリーブオイルやアボカドオイルなど)や良質な飽和脂肪酸(バター/ギーやココナッツオイルやMCTオイルなど)を摂るようにすることでIgE抗体のレベルを制御し体の炎症反応を抑えられる可能性があります。西洋型の食生活によりバランスが崩れ始めているオメガ3とオメガ6の比率もこうすることで改善できます。このバランスを整えることは、アレルギーの緩和に効果的である可能性を指摘する専門家もいますので、オメガ3を(重金属に汚染されていない)含んだ小魚や良質の(重金属を除去し、酸化していない)サプリを摂ることも大切。こちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

また、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やしてしまい、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らし、心臓病の危険因子になる可能性があるトランス脂肪酸が含まれているマーガリンやショートニングもNG[関連記事:日本では先進諸国では珍しく規制されてない。でも絶対避けたい身近なトランス脂肪酸食品。]。ある研究では、バターの代わりにマーガリンを使用した食事をしている子供たちは、アレルギー症状のリスクが高くなる傾向があることが示されています[#]Bolte, G., C. Frye, B. Hoelscher, I. Meyer, M. Wjst, and J. Heinrich. 2001. “Margarine Consumption and Allergy in Children.” American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine 163 (1). https://doi.org/10.1164/ajrccm.163.1.2006004.

 

避ける食事その2~揚げ物や焦げ

心血管疾患の因子、2型糖尿病や肺腺がんのリスク、腸内環境の悪化など、健康に悪いことばかりの揚げ物。上記のオメガ6とも関連しますが、120度以上の調理を行った際に、アミノ酸や果糖やブドウ糖などの炭水化物が加熱された際に化学反応が起きて生成される有害物質であるアクリルアミドは、動物実験と人の臨床実験で、花粉症、アレルギー反応、喘息、痒みを伴う発疹等との関連性が有意であることが示されています[#]Guo, J., D. Yu, N. Lv, R. Bai, C. Xu, G. Chen, and W. Cao. 2017. “Relationships between Acrylamide and Glycidamide Hemoglobin Adduct Levels and Allergy-Related Outcomes in General US Population, NHANES 2005-2006.” Environmental Pollution 225 (June). https://doi.org/10.1016/j.envpol.2017.03.016. 。また、揚げ物で通常使用されている油は、怖いことに、熱で酸化しやすい多価不飽和脂肪酸のため、健康に有害な酸化した油脂を大量に食べてしまうことになります。また、揚げ物などの高温調理によって発生してしまうAGEs(終末糖化産物)やベンゾピレンなどもあります。「揚げ物はタバコと同じくらい体に悪い」、と言われるのはそのためなのです。

【関連記事】「揚げ物がタバコと同じくらい健康に悪いと言われる理由

 

 

避ける食事その3~食品添加物

食品添加物といっても、防腐剤、着色料、酸化防止剤、乳化剤、香料、人工甘味料など種類さまざまですが、これらの多くは蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、かゆみなどの症状を引き起こす原因となることが指摘されています。これらの食品添加物は、コンビニなどの弁当をはじめかなりの加工食品に含まれ毎日のように摂取している人も多いことでしょう。それぞれの食品添加物の安全性は厚生労働省などによって指摘されていますが、研究では、これらの食品添加物が慢性蕁麻疹や喘息を悪化させる原因の一つである可能性もあり[#]Kang, Min-Gyu, Woo-Jung Song, Han-Ki Park, Kyung-Hwan Lim, Su-Jung Kim, Suh-Young Lee, Sae-Hoon Kim, Sang-Heon Cho, Kyung-Up Min, and Yoon-Seok Chang. 2014. “Basophil Activation Test with Food Additives in Chronic Urticaria Patients.” Clinical Nutrition Research 3 (1): 9. 、こうした添加物を含む食品をさけること、と指摘されています[#]Valluzzi, R. L., V. Fierro, S. Arasi, M. Mennini, V. Pecora, and A. Fiocchi. 2019. “Allergy to Food Additives.” Current Opinion in Allergy and Clinical Immunology 19 (3). https://doi.org/10.1097/ACI.0000000000000528. 。現代において食品添加物を一切摂らないようにするのは難しいかもしれませんが、口にする加工食品は原材料表をしっかりチェックするのを習慣にしましょう。

 

避ける食事その4~糖分の多い飲み物や食べ物

糖質の摂取による健康リスクは、過去のgeefeeの記事でも何度かお伝えしてきましたが、砂糖や炭水化物は、急速な血糖値の上昇とその後の急下降により自前のインスリンによる血糖値コントロール力が落ちてしまい、長期間継続すると糖尿病などの原因になってしまいます。それだけでなく、糖質はヒスタミンを活性化させる効果もあるので、花粉症などのアレルギー持ちの人は控えるべきだと専門家により指摘されています。

また、ある興味深い研究では、妊娠中の糖質の摂取量が多いと生まれてくる子供のアトピーや喘息などの小児アレルギーのリスクが高まる可能性があることが指摘されています[#]Bédard, Annabelle, Kate Northstone, A. John Henderson, and Seif O. Shaheen. 2017. “Maternal Intake of Sugar during Pregnancy and Childhood Respiratory and Atopic Outcomes.” The European Respiratory Journal: Official Journal of the European Society for Clinical Respiratory Physiology 50 (1). https://doi.org/10.1183/13993003.00073-2017.

 

 

また、アステルパームのような人口甘味料を一切断った女性のアレルギー症状が収まったという例も報告されています。カロリーゼロだからといってアステルパーム入りの飲み物を飲み続けると健康リスクが伴う可能性があるのです[関連記事:避けるべき甘味料の筆頭は「アスパルテーム」?]。

この記事で挙げた他の食材と違って、糖質自体は健康を害するわけではなく、その量が問題です。ですから、糖質をゼロにすべし、と推奨しているのではありません。一日の摂取量を減らすように常に気を遣うようにしましょう。従来の摂取量と比べて、毎日意識して少しずつ減らし、最終的には一日に白米に換算してお茶碗一杯程度になるようにすることを目指してみてください。

 

避ける食事その5~アクの強い食べ物 

春野菜にはアクの強い食材が多いものです。例えば、タケノコや山菜に含まれているシュウ酸はこの「アク」の一種で、植物特有の反栄養素の1つ。植物にとって虫から身を守るのは至上命題。反栄養素は植物の虫に対する強力な防御手段なのです。虫が嫌がるものは大抵人間にもよろしくない影響を与えるわけで、少量のシュウ酸塩でも、目、耳、口、皮膚などに炎症を引き起こす可能性があります。シュウ酸塩を多く摂取している人は、体が炎症状態にある可能性があるので、控えてみることをおススメします[#]Link, Allergy. n.d. “Oxalate Sensitivity.” Accessed February 15, 2021. https://www.allergylink.co.uk/allergy-blog/2016/10/26/oxalate-sensitivity/. 。どうしても食べたい人はしっかりあく抜きし、長い時間茹でるなどの加熱調理で反栄養素を分解した上で食べるように注意してください。

【関連記事】「意外な食べ物にも含まれている?避けるべき4つの反栄養素

 


 

 

避ける食事その6~グルテン

上記のシュウ酸と同じ反栄養素のレクチンの一種であるグルテンが引き起こす代表的な疾患としては、消化器疾患を引き起こすセリアック病が挙げられます。しかし、それ以外にも、様々な形で体の慢性的な炎症を引き起こす可能性があります。そもそもグルテンを中心とした小麦のタンパク質は主要なアレルゲンでもあり、また免疫系に炎症を起こす可能性が示唆されているため、グルテンが含まれる食品を一度断ってみることをおススメします。グルテンフリーの食事を実践して花粉症が緩和されたという例もあるので、グルテンと季節性アレルギーの関係性は疑ってみましょう。しばらくしても特に改善しない場合には体質的にグルテンに強いのかもしれませんが、一部の専門家によると全人口の60%程度はグルテンに対して何らかの不耐性を持っているとも言われ、アメリカ国立医学図書館のデータベース「PubMed」によると、セリアック病の患者数は年々増加傾向にあることが懸念されているので、あなたも何らかの悪影響を受けている可能性が高いと思ってよいでしょう。

【関連記事】「原因不明の体調不良は小麦粉のグルテンが原因かも?グルテンフリーの有効性

 


 

 

まとめ~花粉症や慢性アレルギーの緩和は足し算ではなく引き算。~
そもそも花粉やアレルギー体質は治りにくいからといって放置しがちですが、大抵の場合その原因は複合的なライフスタイル要因の集合だと思われます。そして、特に影響が大きいのが体内に直接取り込む毎日の食事。トライ&エラーを繰り返しながら自ら探し当てる価値がありますので、この記事を参考にまずは最も怪しい物質を控えて体調を見てみましょう。また、自分の体だけではなく、将来生まれてくる赤ちゃんの体質に影響を与える可能性も否めませんよね。上記に述べた食事の種類を避けることは、花粉症を改善させるだけでなく、その他の多くの健康効果も期待できるのでますます試してみる価値はありますよ。

ちなみに、食事以外の花粉症対策としてgeefeeが推奨しているのが、携帯やスマホを使用していない時には機内モードにすることで電磁波から身を守る、ということ。特に、ポケットに入れるなど、肌身に付ける場合には絶対にそうすべきだし、寝ているときもそう。強い電磁波は身体に不要なストレスを与えてしまうと考えられているのです。

この春からは花粉症から解放された気持ち良い生活ができることを祈っています!
 

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