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生活の中の光を改善して、大きな健康効果を!
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生活の中の光を改善して、大きな健康効果を!

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・人間のミトコンドリアには光が不可欠
・LEDや蛍光灯のフリッカーに要注意
・ブルーライトは夜間厳禁
・白熱電球やハロゲンライトは身体に優しい人工光

 

太陽の自然光をはじめ、白熱電球やハロゲン、蛍光灯にLEDなど、現代人は朝から晩までいろいろな光を浴びています。光は闇を照らす役割だけではなく、人間のパワーチャージに必要不可欠なもの。しかし、LEDや蛍光灯など、人工光の中には使い方に注意しないと健康を害する恐れがあるものもあります。毎日、身体に浴びるからこそ無視できない光と健康の深い関係。あなたのその不調、もしかすると光が原因なのかもしれません。
 

ミトコンドリアの働きを活性化させる太陽光

お日様に向かって伸びる植物や太陽のリズムに合わせて暮らす動物たちなど、太陽の光が地球上の生物のエネルギーの源だということは言うまでもありません。でも、なぜ人間が生きる上で光がそんなに大切なのかを知っている人は少ないのでは?

人間の細胞内にはおびただしい数のミトコンドリアが存在します。約60兆個ある人間の細胞の一つ一つにミトコンドリアが多いもので数千個存在しています。ミトコンドリアといわれてもピンとこないかもしれませんが、ATPと呼ばれるエネルギー源と代謝水を作り出す細胞の重要な小器官だとお考えください。ミトコンドリアの数が減少すると、代謝が悪化して太ってしまったり、老化が加速したり、身体の回復機能が衰えて病気になってしまったりするなど、数えきれないデメリットを人間にもたらします[#]Bharadwaj MS, Tyrrell DJ, Leng I, Demons JL, Lyles MF, Jeffrey Carr J, et al. Relationships between mitochondrial content and bioenergetics with obesity, body composition and fat distribution in healthy older adults. BMC obesity. BioMed Central; 2015;2. doi:10.1186/s40608-015-0070-4 。 精神的にも肉体的にも、ミトコンドリアが元気なら、人も元気に生活できるといっても過言ではありません。

そのミトコンドリアの働きを活性化させるために重要な役割を果たすのが太陽であり、光なのです[#]Joseph Tafur PJM. Low-Intensity Light Therapy: Exploring the Role of Redox Mechanisms. Photomed Laser Surg. Mary Ann Liebert, Inc.; 2008;26: 323.  [#]Xu C E al. Light-harvesting chlorophyll pigments enable mammalian mitochondria to capture photonic energy and produce ATP. - PubMed - NCBI [Internet]. [cited 31 May 2018]. Available: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24198392  [#]Begum R, Calaza K, Kam JH, Salt TE, Hogg C, Jeffery G. Near-infrared light increases ATP, extends lifespan and improves mobility in aged Drosophila melanogaster. Biol Lett. The Royal Society; 2015;11. doi:10.1098/rsbl.2015.0073 でも、その光はどれでもいい訳ではありません。一歩間違えれば健康を損ねかねない要注意の光もあります。普段、何げなく使用している人工光は果たして健康に良い光なのか悪い光なのか。健康目線でライトを一度見直してみましょう。

 

LEDと蛍光灯は要注意。ブルーライトは睡眠に悪影響を及ぼすことも

長寿命かつ素晴らしい省エネ効果を誇るLED。世界中で重宝されるテクノロジーの申し子ですが、健康目線では実は不安要素があるのです。まず心配なのはLEDのパルス幅変調。高速度で絶え間なく光のオンとオフを繰り返し、フリッカーといわれる光のちらつきを生み出します。

裸眼では光がチカチカする様子はわからないものの、細胞レベルではこのことでストレスを絶えず浴び続け、眼精疲労、網膜への悪影響、精神的不調を引き起こすのだそうです[#]Jaadane I, Rodriguez GEV, Boulenguez P, Chahory S, Carré S, Savoldelli M, et al. Effects of white light‐emitting diode (LED) exposure on retinal pigment epithelium in vivo. J Cell Mol Med. Wiley-Blackwell; 2017;21: 3453.  [#]Lougheed T. Hidden Blue Hazard? LED Lighting and Retinal Damage in Rats. Environ Health Perspect. National Institute of Environmental Health Science; 2014;122: A81.  [#]Tosini G, Ferguson I, Tsubota K. Effects of blue light on the circadian system and eye physiology. Mol Vis. Emory University; 2016;22: 61. 。このフリッカー現象はLEDだけでなく蛍光灯でも見られ、光のちらつきに敏感に反応して吐き気めまい頭痛などに襲われる症状も増えています[#]Wilkins A, Nimmo-Smith I, Slater A, Bedoc L. Fluorescent lighting, headaches and eyestrain [Internet]. 1989. Available: http://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/096032718902100102 。こうした症状に悩む人はアメリカやカナダでは人口の3分の1に上るのだそう[#]Dr. Magda Havas, PhD » Austrian Medical Association guidelines for diagnosing and treating patients with electrohypersensitivity [Internet]. [cited 31 May 2018]. Available: http://www.magdahavas.com/austrian-medical-association-guidelines-to-dia...  [#]Joseph Tafur PJM. Low-Intensity Light Therapy: Exploring the Role of Redox Mechanisms. Photomed Laser Surg. Mary Ann Liebert, Inc.; 2008;26: 323. 。すでに不調を体験したことのある人も多いのではないでしょうか?
 
もう一つのデメリットはブルーライト。LEDは健康によい近赤外線が少なく、活性酸素を生むブルーライトを過剰に発しています[#]Nakanishi-Ueda T E al. Blue LED light exposure develops intracellular reactive oxygen species, lipid peroxidation, and subsequent cellular injuries in cultured bovine ret... - PubMed - NCBI [Internet]. [cited 31 May 2018]. Available: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23898883 。活性酸素といえば老化や各種成人病の原因にもなる健康と美容の敵! 食事やサプリで活性酸素を除去するだけでなく、光も活性酸素対策には重要なのです[#]Lockwood DB E al. Blue light generates reactive oxygen species (ROS) differentially in tumor vs. normal epithelial cells. - PubMed - NCBI [Internet]. [cited 31 May 2018]. Available: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15978279

特に夜間のブルーライトはもっとも避けたい光の一つ。geefee point character コメント ! https://justgetflux.com/ このアプリを使えばパソコン画面の色が自動調整されるので便利ですよ! メラトニンは体内時計に働きかける物質で、暗くなると分泌量が増えて睡眠に向かわせる作用があります。。しかし、夜間に過剰なブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌量が減少し、不眠の原因につながります[#]Gooley JJ, Chamberlain K, Smith KA, Khalsa SBS, Rajaratnam SMW, Van Reen E, et al. Exposure to Room Light before Bedtime Suppresses Melatonin Onset and Shortens Melatonin Duration in Humans. J Clin Endocrinol Metab. The Endocrine Society; 2011;96: E463. 。寝る前の数時間はコンピュータやスマートフォンをなるべく遠ざけ、少し暗めの優しい明かりの下でリラックスして過ごすのがベストです。

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一番良いのは太陽光。白熱電球やハロゲン光も優秀

健康に良い光といえば、やはり太陽光にかなうものはありません。紫外線や日焼けなど、太陽のデメリットばかりが強調されがちですが、太陽なくしては健康も美容もありません。太陽は、ビタミンDやコレステロール硫酸を生成するほか、血管を拡張して血流を促す酸化窒素を増やすなど、様々な恩恵をもたらします[#]Rathish Nair AM. Vitamin D: The “sunshine” vitamin. J Pharmacol Pharmacother. Wolters Kluwer -- Medknow Publications; 2012;3: 118.  [#]Seneff S, Davidson RM, Liu J. Is Cholesterol Sulfate Deficiency a Common Factor in Preeclampsia, Autism, and Pernicious Anemia? Entropy . Multidisciplinary Digital Publishing Institute; 2012;14: 2265–2290.  [#]Holliman G, Lowe D, Cohen H, Felton S, Raj K. Ultraviolet Radiation-Induced Production of Nitric Oxide:A multi-cell and multi-donor analysis. Sci Rep. Nature Publishing Group; 2017;7. doi:10.1038/s41598-017-11567-5 。神経をリラックスさせてストレスを軽減するエンドルフィンを増やし、ドーパミン分泌量を増やすので、うつ病や季節性情動障害(SAD)の治療に効果を発揮することも知られています[#]Nathaniel Mead M. Benefits of Sunlight: A Bright Spot for Human Health. Environ Health Perspect. National Institute of Environmental Health Science; 2008;116: A160.  [#]Cawley EI, Park S, Rot MAH, Sancton K, Benkelfat C, Young SN, et al. Dopamine and light: dissecting effects on mood and motivational states in women with subsyndromal seasonal affective disorder. J Psychiatry Neurosci. Canadian Medical Association; 2013;38: 388. 。素肌に自然光を10~20分程度浴びるだけでも太陽の力を受け取れるので、ぜひ太陽のパワーを取り入れてくださいね。

 

 

また、人工のライトの中では、自然光に近いフルスペクトル光を発する白熱電球やハロゲンライトがおすすめ[#]Begum R, Calaza K, Kam JH, Salt TE, Hogg C, Jeffery G. Near-infrared light increases ATP, extends lifespan and improves mobility in aged Drosophila melanogaster. Biol Lett. The Royal Society; 2015;11. doi:10.1098/rsbl.2015.0073 。ハロゲンライトや白熱電球はミトコンドリアの活性化に有効です。朝、太陽の温かい光を浴びると身体がシャキッと目覚めますが、ハロゲンライトの明るい光も同様の働きがあります。

 

光による害を軽減する3つの方法

LEDや蛍光灯、ブルーライトが健康に悪影響を及ぼすとわかっていても、実際の生活の中にはあらゆる光が溢れています。たとえば、コンピュータやスマートフォンから発せられるブルーライトやオフィスの天井に煌々とともる蛍光灯などは、社会生活を送る上では避けられません。しかし、ほんの少しだけ手をかけるだけで、人工光の害を軽減することができるのです。ここではお勧めの方法を3つご紹介します。

  1. 白熱電球のライトを追加する
    フリッカー現象を抑えるには、LEDや蛍光灯を除去するのがベストですが、それができない場合には部屋にもう一つ白熱電球のライトをつけましょう。光のちらつきが軽減されて、身体へのストレスも少なくなります。
  2. パソコンやスマホは「夜間モード機能」を利用
    コンピュータ画面やスマホ画面などは、色温度を2700Kに落とすとブルーライトの問題を抑えることができます。素人にはなかなか面倒な作業ですが、今では様々な無料アプリやソフトがありますので、ぜひ試してみてください。例えば、iOS9.3以降のiPhoneやiPad、Windows10には夜間のブルーライトを抑えるための「夜間モード機能」が備わっていますので、ぜひ利用してみてくださいね[#]Pidgeon E. Windows 10 Tip: Lower the blue light emitted from your PC with Night light - Windows Experience Blog. In: Windows Experience Blog [Internet]. 8 May 2017 [cited 31 May 2018]. Available: https://blogs.windows.com/windowsexperience/2017/05/08/windows-10-tip-lo...
  3. 時にはろうそくの光でリラックス
    時には就寝前の数時間は部屋の電気を消してろうそくの明かりなどで高ぶった神経を癒やすのもおすすめです。その夜は、きっと良質な睡眠がとれてメラトニンもバッチリ。翌朝も快適に目覚められることでしょう。

 

天井から煌々と降り注ぐ照明のライトをはじめ、最新テクノロジー機器から発せられるライトなど、現代社会は人工の光が至る所に溢れています。しかし、人工の光は生命の源である自然光の太陽にとってかわることはできません。人の健康の基本は太陽からのエネルギーを適度な量で享受すること。その上で身体に優しい白熱電球やハロゲンライトを使用すれば光の健康対策はバッチリです。LEDや蛍光灯を利用する際は、使用方法にご注意を。身体への悪影響を最小限に抑えつつ、賢くテクノロジーを使いこなしましょう。