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【ニュース記事】よく食べ、より運動を!認知症のリスクを減らすための新しい世界ガイドライン。
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【ニュース記事】よく食べ、より運動を!認知症のリスクを減らすための新しい世界ガイドライン。

 

世界中で5000万人が罹患しているといわれている認知症。毎年1000万件の認知症患者が増えており、2050年までにはおよそ3倍の毎年3000万件の認知症患者にまで増えると予想されています。今のところ効果的な治療法はほとんどありませんが、世界保健機関(WHO)は、先日、認知症の予防及び発症と進行を遅らせるために出来ることがあると発表しました。

78ページにも渡る報告書に記載されている主な内容は以下の通り。

・運動
・禁煙
・飲酒を減らす
・健康的な血圧の維持
・健康的な食事

特に、健康的な食事として、地中海沿岸地域の栄養習慣でもある「地中海式食事法」が例に挙げられ、お肉は赤肉で少量、新鮮な野菜や果物を食べオリーブ油を摂取することが推奨されています。

市場分析をする大手情報企業である「ブルームバーグ」が、身体活動のデータ、平均寿命等のあらゆる角度から分析して発表した「2018年の最も健康な国」の1位と2位がスペイン、イタリアということもあり、「地中海式食事法」に注目が集まっています。ちなみに、日本は4位。

なお、認知障害や認知症のリスクの低下と特に関連している運動が有酸素運動[#]Eric Ahlskog, J., Yonas E. Geda, Neill R. Graff-Radford, and Ronald C. Petersen. 2011. “Physical Exercise as a Preventive or Disease-Modifying Treatment of Dementia and Brain Aging.” Mayo Clinic Proceedings. Mayo Clinic 86 (9): 876. 。常識的な結論かもしれませんが、適度な運動と正しい食生活は認知症の予防には不可欠ということですね。

 

引用記事
https://edition.cnn.com/2019/05/14/health/who-guidelines-dementia-intl/i...

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