春にピークを迎える花粉症ですが、花粉症の原因植物によってはほぼ通年苦しんでいる人もいますよね。そもそもアレルギー体質の人は、花粉症以外でもハウスダストやその他のアレルゲンによって、鼻がグシュグシュするアレルギー性鼻炎や喉がイガイガする口腔アレルギーなどが発生します。本やネットなどでも良く見かける花粉や慢性アレルギーに効く食べ物やハーブやお茶、また薬などを使ってなんとか治そうとしてもなかなか治らないのが現実です。そもそものアレルギー体質になる根本的な原因は根深いものがありますが、geefeeは、多くの場合、普段の食事の内容を意図的に変えるだけで大幅に緩和されるものと考えています。足すのではなくて総合的に体のストレスになっているマイナス要因を引くのです。今回は、花粉症などのアレルギー症状の緩和に効果が期待できる避けるべき6つの食事を紹介します。
避ける食事その1~多価不飽和脂肪酸のオメガ6 (リノール酸)
多価不飽和脂肪酸であるオメガ6 (リノール酸)から生成されてしまうサイトカイン(細胞から分泌される低分子のタンパク質)は、IgE抗体(即時型アレルギー反応)を介して体のアレルゲンに対する反応を高めるだけではなく、アレルギーに関連した炎症反応を増加すると言われています[1]。コーン油、ひまわり油、紅花油などはオメガ6を多く含む油脂です。ほとんどの植物性食用油がこのジャンルに当てはまるため、現代人は過剰摂取しやすい環境にあるのです。これらの植物油の代わりに一価不飽和脂肪酸(オリーブオイルやアボカドオイルなど)や良質な飽和脂肪酸(バター/ギーやココナッツオイルやMCTオイルなど)を摂るようにすることでIgE抗体のレベルを制御し体の炎症反応を抑えられる可能性があります。西洋型の食生活によりバランスが崩れ始めているオメガ3とオメガ6の比率もこうすることで改善できます。このバランスを整えることは、アレルギーの緩和に効果的である可能性を指摘する専門家もいますので、オメガ3を(重金属に汚染されていない)小魚や良質の(重金属を除去し、酸化していない)サプリを摂ることも大切。こちらの記事も参考にしてみてください。