ゴールデンウィークや夏休みと、これからキャンプや野外レクリエーションのハイシーズに突入します。1年を通してキャンプを行う人も増えてきていますよね。野外での食事と言えばバーベキュー。趣味で食材を煙で炙って燻製を作る人もいますよね。段ボールとかを使って比較的簡単に作れるみたいです。最近では、自宅で燻製調理をする人や、燻製料理の専門店があったりオンラインショップなどでも燻製料理を購入できたりとちょっとしたブーム。一見何となく健康そうに思えますが、実は結構これが体に害があることが分かっているんです。今回は、この燻製が与える体への悪影響についてお伝えしていきます。
そもそも燻製料理とは?
熱燻、温燻、冷燻など燻製の方法はいくつかありますが、一般的な燻製は木材や木を砕片に加工したスモークチップを焼いた際に出る煙で食材を燻ることで作られます。チーズやサーモン、肉、卵、ナッツをはじめ最近ではタマネギやジャガイモなどの野菜も燻製にして食べている人も。そもそもこの燻製は、火を使いはじめた古代人が保存食として考えだした調理法。焼かれた木材から発生した煙の分子中にあるホルムアルデヒドなどの化学物質が食面のタンパク質と反応及び変性をすることで微生物が死滅し、食べ物の腐りを防ぎます。保存食としては利便性が高いですが、問題は、燻られる際に食材に発生する上記のような化学物質が体に害のあるものだということ。思った以上に摂取している可能性があります。
a