お酒の飲み過ぎが身体に悪いということは誰でも想像が付きますが、分かっていてもついつい飲んでしまうのがお酒。以前の記事「シリコンバレー式」アルコールマップ~何を飲む?~」で、お酒を飲む人に向けたお酒の種類ごとの体へのダメージレベルをリストアップしました。基本geefeeでは飲酒は推奨していませんが、適度なアルコールの摂取は健康に良いという研究結果もあります。今回は、適度なアルコールが身体にどのような影響を与えるのかをお伝えします。
アルコールの過剰摂取による体への負担
過度のアルコールが身体に悪いということはみなさんも認識しているでしょう。実際に飲酒は、慢性肝炎や肝硬変[1]、認知症のリスク[2]、2型糖尿病への影響[3]など、死に至る可能性のある疾患の原因となりうる他、うつ病などの発症などとも[4]密接な関係を持っています。また、依存性が非常に強いのも特徴で、毎日食事中に飲む習慣が徐々にエスカレートして本人が気づかないうちにアルコール中毒症になっていた、というケースは思ったより多いのです。
飲む量で逆転するアルコールの健康効果
しかし、上記の場合はあくまでもアルコールの過剰摂取の場合で、適度なアルコール摂取は健康に良い効果があるのではないか、というのも、その真偽はともかく、一般によく言われていますよね。
では、適度なアルコールの量とはいったいどれ位なのでしょうか?