お酒が大好きで毎日飲む人、職場の付き合いで時々飲む人など、お酒のたしなみ方はいろいろかと思いますが、多くの人は付き合いとかでお酒を口にする機会が月に何回かはあるのではないでしょうか? でも、お酒といってもさまざま。製造方法や原料等で種類や味も変わってきますよね。今回は、ベストセラー本『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』には掲載されておらず、その著者の会社のウェブサイトに掲載されている「アルコールマップ」をご紹介します。二日酔い対策もありますよ!
アルコールって実際どうなの?
アルコールは肝臓内で人体にとって有毒なアセトアルデヒドに分解されます。また、老化の原因になるともいわれ、特に、加糖されたお酒類は、シリコンバレー式からは程遠い飲み物と言えるでしょう。また、アルコールや糖質の悪影響以外にも、アルコール飲料の種類によって様々な有害物質が含まれています。
シリコンバレー式の著者デイヴ・アスプリーは、「少量のアルコールは健康にいい、というのは間違った考え方であり、一切のアルコールをカットするのがベスト」との見解をお持ちです。でも、一切お酒を飲まないというのは社会人としてはなかなか難しいのが現実でしょう。そこで、今回は、上記の「アルコールマップ」をもとに、もしどうしてもお酒を飲むのであれば、どの種類のお酒が最も健康へのマイナスが少なくて済むか、ということをお話ししたいと思います。
「シリコンバレー式」アルコールマップ
12種類のお酒が、シリコンバレー式の「グリーンゾーン」、ちょっと怪しい「イエローゾーン」、毒素が強めの「レッドゾーン」の3つに振り分けられ、その中でもさらに順位が付けられています。このアルコールマップを参考に、普段の飲酒時にも少し意識してみてはいかがでしょうか。
*なお、以下の見解はすべてシリコンバレー式の著者のもので、米国で販売されているアルコール飲料がベース。日本で販売されているアルコール飲料に必ずしもそのまま当てはまるとは限りません。
<グリーン>(比較的安全)
- ウォッカ-Vodka-
ウォッカは蒸留酒であり活性炭フィルターでろ過されているので、アルコール以外の有害物質は最も少ない部類のお酒です。注意点として、ジュースなどの糖質を含むものと混ぜないこと。また、麦等の穀物ベースのウォッカよりもイモ類で作られたもののほうがさらに良いでしょう。
- ジン-Gin-
ジンは抗酸化物質を含むジュニパーベリーによって香りづけされていますが、抗酸化効果を期待できるほどの量は含まれていません。大昔には薬用飲料と位置付けられていましたが、現在はただの一般向けの飲み物です。
- テキーラ-Tequila-
果糖が多く含まれるアガベから作られているテキーラは、発酵させることで糖分はなくなり、蒸留と活性炭フィルターされた後には比較的クリーンなアルコール飲料となります。
- ウィスキー-Whiskey-
穀物で作られるウィスキーは毒素が多く含まれますが、蒸留の過程で悪い要素がかなり取り除かれます。また、エラグ酸を含む特殊な抗酸化物質を含みます。上質のウィスキーに新鮮なライムかレモンジュースがオススメ。
- 無糖スピリッツ-Other Unsweetened Spirits-
蒸留により製造されるスピリッツは低糖アルコールと言えます。ただ、全てがそうとは限らないのでご注意を。肝臓でろ過するよりも最初からろ過されているものを。
<イエロー>(要注意)
- 辛口シードル-Dry Cider-
シードルはグルテンフリーであることに加え、ビール等で見られる穀物に含まれやすいタイプのカビ毒が入り込みません。カンジダ菌が体内で繁殖してしまっている人だと、シードルの酵母によりカンジダが活性化してしまいますのでご注意を。
- 辛口シャンパン-Dry Champagne-
本物のシャンパンはフランスの特定の地域のみで生産され、生産基準はとても高く、生産後のカビ毒の残留量が他のスパークリングワインと比べて低くなる傾向があります。糖度が高めのものもありますので、可能な限りBrutやExtra Brutの辛口タイプを。
- 辛口の白ワイン-Dry White Wine-
辛口の白ワインは、その他の赤ワインや白ワインに比べ、オクラトキシンAなどのカビ毒が低くなる傾向があります。しかし、ろ過されているわけではないので、蒸留酒には存在しないその他の種類のカビ毒が含まれている恐れがあります。
- リキュール-Liqueurs-
リキュールは、蒸留されているという利点はありますが、多くの糖分とその他の炎症性を持つ材料を含む可能性があるのでシリコンバレー式とは言えません。
<レッド>(避けるべき)
- 着色・加糖された蒸留酒-Colored Sweetened Spirits-
糖分、カビ毒、人工着色、化学物質、その他非シリコンバレー式の有害添加物がてんこ盛り。翌日気分よく過ごすのは難しいでしょう。
- 赤ワイン-Red Wine-
オクラトキシンAを含む可能性があり、酵母が多く含まれる赤ワイン。どんな種類の菌が特定のボトルに含まれているかはわかりませんので、リスクがあります。また、ろ過されていないため、肝臓と腎臓に負担をかけます。どんなに美味しくても、翌朝の調子に悪影響を及ぼすでしょう。赤ワインに含まれる抗酸化物質であるレスベラトロールの量はとても少ないため、良い効果は期待できません。
- ビール-Beer & Lager-
グルテン、酵母、そしてマイコトキシンAやその他のカビ毒が含まれる恐れのあるビール。使用される麦は、発酵される前に直接カビで汚染され、アルコール類の中でもっとも非シリコンバレー式。もしビールを飲むのであれば、少なくともグルテンフリーのものを選び、身体がこれらの有害物質を摂取しないよう念を入れた方が良いでしょう。
二日酔いを避ける方法
- 二日酔いを引き起こす有害物質を含んだアルコールは避けよう!
残念なことに、最も多くの毒素を含むアルコールはビールです。
- お酒を一杯飲むたびに水も一緒に飲む!
アルコール飲料に含まれる有害物質を体から排泄するためには多くの水が必要です。
- ビタミンCを摂取
ビタミンCはアルコールの代謝に一役買います。
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- グルタチオンや活性炭のサプリを摂取
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好きなお酒はなかなかやめることは難しいかもしれませんが、お酒の選択肢は数多くあります。グリーンのお酒に換えることで翌日の目覚めが大幅に変わるかもしれませんよ!
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