電化製品や日用品など何かと質が悪いと言われがちな中国産の製品。至る所で販売され安価であるため特に気にせず中国産の製品を購入している人も多いのですが、食品に関してはどうなのでしょうか。特に、数ある中国産の食品の中で最近メディアなどでも取り上げられているのが中国産の野菜。2002年に中国産の冷凍ほうれん草から基準値を超えるクロルピリホス(農薬)が検出されてから中国産の野菜に対する印象が悪くなっている現状もありますが[1]、果たして中国産の野菜は本当に悪いの?検証していきます。
農薬の使用量は中国がトップ
野菜と言えばまず最初に気になるのが農薬。世界の主要な農業国のほとんどで農薬が使用されていますが、特にアジアは農薬の使用量が他地域に比べて高く[2]、