健康を維持するために必須であるということが分かっていても、時間がなくてできなかったり怠けてしまったり、とかく後回しになりがちなのが運動です。また、その逆で、ストイックに毎日ジムやランニング等の運動に何時間も費やす人もいます。既に特定の運動が日課に組み込まれていて、成果を実感しているのであれば問題ないのですが、思ったように運動ができていない人や現在行っている運動法に疑問を感じている人におススメなのが 以前の記事 でも紹介したHIIT(高強度インターバルトレーニング)です。今回は、時間も節約できて簡単にできるだけではなく健康効果も目覚ましいHIITをお伝えしていきます。
HIIT(高強度インターバルトレーニング)とは?
High Intensity Interval Trainingの略であるHIITは、日本語だと高強度インターバルトレーニングと呼ばれています。主な運動の種類にはランニングやサイクリングなどの有酸素運動と筋肉トレーニングなどのレジスタンス運動がありますが、このHIITは、高負荷(high intensity)と小休憩(interval)すなわち低負荷の運動を短時間で交互に行う運動法です。通常、高負荷の無酸素運動ではブドウ糖がエネルギーとして利用され、低負荷の有酸素運動では脂肪が利用されます。高負荷と低負荷の混合であるHIITによって、エネルギーをバランスよく消費し、運動後もエネルギーが消費し続けるアフターバーン効果を促進することができると言われています[1]。