日本ではガンは心疾患や脳血管疾患以上に死因率が高く、1981年以降40年間、疾患による死因の1位です[1]。現代医療が発達しているのにも関わらずその死亡数は年々右肩上がりです。アメリカでは、2019年に1か月に約5万人を超える人がガンで死亡したというデータ もあるように、ガンは世界的にも非常に深刻な病気の1つです[2]。ガンが発症する要因は複雑で予防する方法もさまざまな意見が飛び交います。今回は、geefeeでも推奨している糖質制限がガンにどのような影響を与えるのかをお伝えしていきます。
ガンの危険因子とケトジェニックダイエット (糖質制限)
geefeeでもさまざまな記事で重ねて推奨しているケトジェニックダイエット。食べる総カロリーのうち約75%を脂質、20%をタンパク質、そして5%以下を糖質の割合で行う食事法です。糖質5%以下というと白米で言えば一日に茶碗一杯分程度。
では、このケトジェニックダイエットによってガンの危険因子をどのように検証することができるのでしょうか?